清掃管理

日常清掃
管理員または清掃員がごみの回収日等、契約で決められた勤務日に作業を行います。エントランスホール、廊下、階段等の建物に対する拭き掃き掃除の他、敷地内の建物以外に対する拭き掃き掃除、ゴミ置場内の整理・洗浄など、多岐に渡り作業を行います。
建物の異変をいち早く発見し、随時報告を行うことで、建物の状況を把握することができます。これにより、不具合箇所の早期発見が可能になります。
日常清掃におきましては、他部署との連動によって当日の欠員対応や緊急時の出動対応も可能になります。
他部門の巡回スタッフを独自開発のシステムで管理を行っております。
リアルタイムで現在地が把握しており、急なトラブルでも車やバイクで近隣スタッフが現場へ駆けつけることが出来ます。
主な作業内容
- 建物の拭き掃き掃除
- 地内の建物以外に対する拭き掃き掃除
- ゴミ置場内の整理・洗浄など

定期清掃
週1回、月1回など一定の周期ごとに行う清掃です。建物の清潔度を維持し、建材劣化防止を考慮して、計画的に確実に作業することが大切だと考えております。
日常清掃との適切な組み合わせによって、ビルを常に清潔な環境に保ちます。日常清掃では除去しにくい汚れを徹底的に落とします。床材の性質をみながら、数あるメンテナンス方法から最適な方法を選択して、サービスを提供します。
じゅうたん、カーペット、特殊な石、ワックス作業、剝離作業、高圧洗浄、特殊な清掃も出来、素材を蘇らせる清掃をご提供できるよう努力をしております。
病院や老人ホーム、マンション、商業施設、オフィスビル等、こ利用状況に応じて様々な清掃プランをご提案いたします。

高圧(スピンショット)清掃

作業前

作業後

作業前

作業後
コンクリートやインターロッキングは、雨風の影響により汚れが蓄積しやすいです。定期清掃で使用するブラシやパッドでは汚れは完全に落としきれません。そこで、スピンショット3を使用して高圧洗浄していきます。ムラなく洗浄することで、長年の黒ずみ汚れを洗い落とすことができます。
カーペット清掃

作業前

作業後
カーペットは、清掃頻度や使用環境により洗浄方法が変わってきます。カーペット洗浄は、専門的な知識・技術が必要となります。
屋上ドレン清掃

作業前

作業後
屋上などのドレン部分に落葉、土砂が溜まってきます。定期的に除去をおこなわないと集中豪雨などのときに排水が行われず、漏水の原因となります。
ガラス清掃
窓ガラス清掃は建物の形状によって様々な作業方法があります。ロープによる作業、ゴンドラによる作業、ローリングタワーによる高所作業、スライダーによる作業、高所作業車による作業など多種にわたる窓ガラス清掃方法があります。それぞれの作業方法の中でその建物にあった最善の作業方法を選択し、安全にそしてきれいに窓ガラス清掃を行います。
主な作業内容
- ロープによるガラス清掃
- ゴンドラによるガラス清掃
- ローリングタワーによる高所作業
- スライダーによる作業
- 高所作業車による作業

作業前

作業後
特別清掃
通常の日常清掃、定期清掃で汚れが落とせないものが管理上出てきてしまいます。
弊社では管理していく上で、お客様に喜んで頂けるよう様々な提案をしていきます。
剥離清掃

作業前

作業後
定期メンテナンスしていても、月日が経過すると汚れがワックスに付着してきます。汚れを落とすには、通常の定期メンテナンスでは不可能なので、ワックスを完全に剥がす必要があります。その作業は、通常の定期メンテナンスよりも作業工程が多く、専門的な知識も必要になります。古いワックスを剥がして、新しくワックスを塗布することで、美観が向上します。
錆除去清掃

作業前

作業後
錆は、ブラシや洗剤を使用しても落とせません。専用の溶剤を使い、化学反応をさせて錆を落としていきます。
リングシャッター

作業前

作業後
駐車場出入り口のシャッターは、埃等の汚れが蓄積しやすく、時間が経つとともに黒ずんできます。シャッターのステンレスを1つずつ磨いていき、仕上げに再汚染防止のため、保護剤を塗り込んでいきます。
酸洗浄作業

作業前

作業後
酸洗浄は知識と経験が必要です。作業エリア以外にも養生や再汚染防止の対策を取る必要があります。酸で洗浄することにより、本来のタイルの輝きを取り戻しています。
落書き除去作業

作業前

作業後
スプレーで落書きされた汚れは、洗剤で洗浄しても落ちません。専用の薬品を塗布してから、擦り洗いします。落書きされた素材は何か。素材を傷めない薬品を選定するのは、経験ある作業員の知識が必要です。
水景清掃

作業前

作業後
水景にコケが発生すると、美観が悪く見え、生態系にも悪影響を及ぼします。水を抜いて、コケや枯葉を取り除いた後に、高圧洗浄で汚れを落としていきます。
照明器具清掃

作業前

作業後
照明器具の周りには蜘蛛の巣が張っていたり、虫がカバーの中に入ってしまい、美観を損ねるほか、建物全体が暗く感じることがあります。
その他特別清掃
- 大理石研磨作業
- 水景施設清掃
- 新築引渡し清掃
- 石材・タイル酸洗浄
- シャッター、ステンレス研磨保護清掃
- エアコンフィルター清掃、分解洗浄
- ハウスクリーニング
雑排水管高圧洗浄
高圧洗浄は洗浄専用機器を使用して配管内部を水圧によって洗浄します。排水管は日々の汚れが蓄積されるので、排水に固形物なのど異物が詰まってしまった場合だけでなく、悪臭の改善の為にも洗浄されております。
自社開発システムによる本社との連携が可能
弊社では独自のシステムを開発し排水管清掃実施物件の管理をしております。作業終了時のサイン(印鑑管理)をはじめ個人情報管理にも配慮しております。また、建物の特性や詰まりやすいポイントを入力する事で、会社全体、全スタッフが物件を理解できる事ができ、排水管清掃に役立てております。
また、依頼事項やクレームなどの情報を入力する事で、本社で進捗・履歴を一元管理する事が可能なシステムにて作業を行う事ができます。

排水管詰まりの予防
特に飲食店の場合、排水管が詰まってしまうと厨房内に水が逆流してしまったり、グリストラップから汚泥が溢れてきてしまい悪臭が発生する状況になりかねません。定期的に配管内の洗浄を行うことによって突然の排水管詰まりを予防できます。
悪臭や害虫の発生を防ぎます
洗浄によって滞留雑菌を除去し、嫌な臭気や害虫を防ぎ、快適な環境を保ちます。
排水に関わるトラブルには、高圧洗浄機により排水管洗浄をお勧めします。高圧水発生装置(高圧洗浄機)で加圧された高圧の水を、ノズルから噴射した時の衝撃力を利用して排水口、排水管内部や排水枡を洗浄します。汚れのひどいつまり等では先端のノズルを取り替え排水口に合わせた高圧ノズルを利用します。
弊社は数多くのマンションを清掃させて頂いております。築年数に応じた洗浄者の選定や油粕の滞留が多い配管には温水を使用した機械をご提案させて頂いております。また、配管の不具合によるトラブルも新築工事で培ったノウハウを生かし、すぐに対応できるよう緊急対応も行っております。




グリストラップ清掃
グリストラップは、業務用厨房・調理場から出る排水の中に含まれている油脂分および残飯が排水管内に流入して配管を詰まらせないように防止する阻集器のことです。レストランやホテル、食堂、給食センターなどのすべての業務用厨房から排出される汚水は直接公共の下水に排出するのではなく、浄化槽の祖集器で浄化してから排出することが義務付けられています。この阻集器のことを廃食油(グリース)をせき止める(トラップ)ことから『グリーストラップ』と呼ばれています。この機器の清掃を行います。


清掃前

清掃中

清掃後
空調機フィルター清掃
定期的なフィルター清掃により電気代削減や機械の負担軽減につながります。
主な作業内容
- バキュームもしくは水洗いにより汚れを除去実施

室内外機フィン洗浄
長期にわたり使用したエアコンの汚れを専用薬品により洗浄作業致します。
分解洗浄による効果
- 省エネ効果がある
- 臭いやカビの発生を抑制する
- エアコンの効率UP
- インフルエンザの予防策
- 機器の延命効果

貯水槽清掃
築年数の経つマンションやビルなどは、一度、貯水槽や受水槽へお水を貯めてから各蛇口へポンプを使い供給しています。この貯水槽や受水槽は一定以上の大きさで水道法や各市町村ごとに条例により1年1回の貯水槽・受水槽内の清掃が義務付けになっている為、設置者・管理者が適切な管理をしなければなりません。又、小規模の住宅や小さなビルなどにある小さな貯水槽・受水槽は義務付けられておりませんが、飲料水としている限り適切な管理が必要です。
きちんと1年1回の清掃と水道検査機関を実施されてる場合は、問題無く飲料水として安全・安心な飲料水として使用できますが、清掃していない場合は貯水槽・受水槽内に藻やバクテリアなどの発生・槽内に錆の蓄積・通気口から混入した塵などの蓄積により飲料水として不衛生で人体に害のあるお水を供給してしまいます。また、槽内の不具合などによるトラブルを未然に防ぐ事ができずにお水の供給が止まり日常生活に大きな支障が起きてしまいます。大・小問わずに1年1回の貯水槽・受水槽の清掃は建物の重要な管理点検項目の1つとして考えて頂き、予期せぬトラブルが起きない・起こさない為に維持管理として重要です。
作業の手順

1. 貯水槽・受水槽清掃前
飲料水としてお水を貯める為、槽内で使用する器具・道具は次亜塩素酸にて定められた濃度にて消毒を行います。

2. 貯水槽・受水槽清掃状況
槽内に錆・塵などの汚れが蓄積している状況です。槽内のパネル・フレーム部やボルト等の劣化また、設備機器の点検を行います。

3. 貯水槽・受水槽清掃状況
槽内を高圧洗浄・手作業にて清掃して汚れを綺麗に落とします。

4. 貯水槽・受水槽清掃後状況
槽内の落した汚れは、水洗いにて槽内に設置されてるドレン管(排水口)からすべて排出致します。

5. 貯水槽・受水槽清掃後消毒状況【1回目】
槽内の清掃後に定められた濃度の次亜塩素酸にて消毒致します。消毒は全部で2回行い1回実施後に30分放置致します。

6. 貯水槽・受水槽清掃後消毒状況【2回目】
消毒2回目完了後に30分放置致します。 放置後に槽内を消毒した次亜塩素酸を水洗いにて洗い流します。
※槽内を消毒する為に噴霧した次亜塩素酸は、水道水より塩素濃度が高い為、人体・槽内のフレーム等の鉄部・設備機器に影響がでる恐れがある為、入念に洗い流します。

7. 貯水槽・受水槽清掃完了
槽内の清掃が完了後に使用した器具・道具を槽内に置き忘れていないか確認致します。確認後に槽内へ給水して既定の水量までお水を貯めて、通水の確認を行い作業を終了いたします。
※作業終了後に清掃後のお水を取って色・匂・味・塩素濃度の測定を致します。

水質検査
清掃後に簡易的に色・匂・味・塩素濃度の検査を実施致しますが、お客様のご要望が御座いましたら細かい水質の分析も厚生労働大臣認定の信頼ある検査機関にて出来ますのでご安心ください。
また、1年1回の水道検査機関による法定検査も当社にて出来ますので、御用命をお待ちしております。
汚水槽清掃
建物地下のような、公共下水道より低い位置に設けられたトイレや流し台からの排水は、自然流下では流す事が出来ません。そのため、 一旦建物の最深部に設けられた槽に集められ、排水ポンプによって汲み上げ公共下水道に流す構造になっております。この槽を排水槽(ビルピット)といいます。排水槽には雑排水槽や汚水槽、湧水槽等があります。
建築物内の排水設備の管理の不適正や不備により衛生害虫や悪臭などが発生する原因となり、建築物内及びその周辺の環境衛生を著しく悪化させる大きな要因となります。そこで排水に関する基準として排水設備の清掃を行うことが推奨されています。弊社の清掃は、排水槽内に溜まった汚泥、汚物の汲み取り作業及び清掃や洗浄、保守管理を行っております。
排水槽(ビルピット)の構造
商業施設やテナントビルの地下にある厨房やトイレ等は、下水道管より低い位置にあるため、自然に流す事ができません。そのため、地下部分で発生した排水をポンプでくみ上げ下水道管に流しています。このとき、一時的に排水を溜めておく水槽を「排水槽」といいます。

排水槽(ビルピット)の悪臭概念図
排水槽内で汚水は徐々に腐敗して、硫化水素が発生し硫化水素は排水槽内では排水中に溶けていますが、排水ポンプによって公共下水道に排出されるときに気体化して、道路上の雨水ますなどから悪臭を放っております。これが排水槽(ビルピット)臭気のメカニズムです

排水槽(ビルピット)臭気の特徴
- 臭いの原因は硫化水素で、いわゆる”卵の腐った臭い”がします。
- 道路上の雨水ますやマンホールの穴から臭いがします。
清掃前・清掃後

清掃前

清掃中
槽内に入り、壁面・ポンプ等をブラシ等で洗浄し、バキューム車にて吸引します。

清掃後


その他の作業
- 槽清掃(汚水・雑排水・湧水)
- 雨水桝清掃